納棺師とは?役割や仕事内容を解説

納棺師とは?役割や仕事内容を解説

あまり知られていなかった納棺師という仕事ですが、本木雅弘さん主演の映画「おくりびと」でクローズアップされると、一躍注目を浴びることになりました。納棺師とは、どのような役割を持ち、どのような仕事をするのでしょうか? このページでは、納棺師の役割や仕事内容についてご紹介します。

納棺師の役割

納棺師になるために必要な資格があるわけではありません。そのため、納棺のみを専門に行っている「おくりびと」の主人公のような方だけではなく、葬儀会社のスタッフで納棺を行う方も納棺師となります。

死化粧を行ったり、湯灌を行ったりと作業の面だけを見てしまいがちですが、納棺師の役割として一番重要なのは、遺族に対する心のケアであると言えるでしょう。納棺の儀が行われるのは、通夜の前です。亡くなってからまだ間もない時間の時に行われるので、遺族にとっては、故人の死と直面できない状態である場合も多いです。

まだ心の準備ができていない遺族に対して、納棺の儀を通じて、故人の死について考えてもらい、少しでも遺族の気持ちが休まるように、生前の故人と変わらぬように化粧を行い、あの世への旅の準備を進めるのが納棺師の大事な役割になります。

近年は、病院で亡くなられる方が多く、搬送前に病室で看護師さんが簡単な処置(エンジェルケア)を行ってくれるケースが多いですが、事故や災害で亡くなられた方の場合、遺体の損傷が激しく、そのまま面会させるにはあまりにも遺族に与えるショックが大きい場合があります。損傷が激しい遺体を復元し整える作業を行う人は復元納棺師と呼ばれており、遺体の状態を整え、少しでも遺族のショックを和らげることも重要な役割です。

納棺師の仕事内容

湯灌

湯灌は葬儀の前に、遺体を入浴させて体を清めることになりますが、現在では、遺体の全身を消毒液やお湯などで拭くことも湯灌と呼ぶ場合があります。

エンバーミング

遺体を長期保存するために処理を施すことをエンバーミングと言います。遺体に残る体内の血液を抜いたり、薬剤を注入することで遺体の腐敗を防止し長期保存を可能にします。

日本では、亡くなられてから数日で火葬を行うのが一般的なので、あまり必要はないと言えますが、海外で亡くなって搬送に時間がかかる場合や、大規模な災害などで、損傷した遺体が数多く存在してしまった場合などは身元がわかるまでの期間保存しておく必要があります。また、先に紹介した復元納棺師の仕事はエンバーミングのカテゴリーに組み込まれることもあります。

故人の身支度

ご遺体の顔の髭剃りや、髪の毛を整え、生前と変わらぬ表情を保てるように死化粧を行います。生前に着用していた衣服から死装束に着替えさせて棺に納めるまでが納棺師の仕事です。

湯灌師も存在する

湯灌は納棺の儀のうちの一つとされていますので、納棺師は儀式の一つとして湯灌を行いますが、専門に湯灌だけを提供する業者も存在します。

湯灌をする場合、家庭の給排水設備では不足することが多く、湯灌用の設備を持った業者に依頼します。湯灌を専門に行う業者が行うとき、湯灌以外の納棺の儀は行わないため、湯灌師と呼ぶことがあります。

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