火葬式はどんな流れで進めるのか

最近、葬儀をできるだけ小さな規模で納める傾向が強くなっています

昔は故人を華やかに送り出すと同時に、故人の生前の功績や人と人とのつながりを誇示するかのような大規模の式典を開くことがよいと考えられていました。

しかし、現在は、故人のステータスを誇示する目的ではなく、近親者をはじめとする故人に縁の深い方だけが集まり、心から故人を偲びながら送り出すコンパクトな葬儀が行なわれることも多くなりました。

それは、葬儀の費用をできるだけ安く抑えたいという考えのもとで行なわれることもありますが、それ以上に、故人の遺志や、遺族の「心をこめて送り出してあげたい」という気持ちが大きいのでしょう。

火葬式とは

火葬式は「直葬」ともよばれることもあります。

お葬式は、通夜・告別式・火葬という流れで行なわれますが、火葬式はそのうちの火葬のみを行ないます。
通夜や告別式はありません。
近親者のみで、心をこめて故人を送り出したい、もともとおつきあいの少ない方で、お葬式に呼べる方が少ない、
無宗教なのでお葬式の形式にこだわらない、そして費用を安く抑えたい、といった場合には火葬式がおすすめです。

一般的に、火葬には1時間半から2時間ほどかかることが多いようです。
その間、喪主や遺族は、お坊さんや参列者を茶菓子などでもてなします。

火葬が終わった後は、炉から出されたお骨を骨壺に納める「骨上げ」を行ないます。

ご臨終の後、病院の霊安室から自宅など安置場所へご遺体を搬送します。

そこで火葬の日程を話し合いますが、ほとんどの場合は翌日に火葬をすることになります。
法律上、臨終より24時間は火葬ができません。

火葬の前夜または、火葬場へ出発する直前にご遺体を棺に納めます。 これを「納棺」といいます。

故人の身支度をして、花や思い出の品物を顔のまわりに納めます。
安置場所で簡単なお別れをすませた後、出棺となります。

出棺とは、火葬場へ出発することで、火葬式の場合はその前に簡単な葬儀をします。
お坊さんに来てもらい、読経をしてもらうなど簡易的な葬儀となります。

「直葬」はこの葬儀をせずに火葬場に向かいます。
火葬場では、炉の前で最後のお別れをしてから、火入れとなります。
出棺の際ではなく、炉の前で読経してもらうこともあります。

火葬式のメリットとデメリット

火葬式の最大のメリットは、通夜と告別式をしないことにより、費用の負担が格段に安くなります。

また、参列者への対応などをしなくていいので、故人に対しての深い思いをかみしめながら送り出すことができます。

近親者や心を通じ合わせていた方だけが集まるため、気持ちのこもった葬儀になります。

一方、通夜や告別式をしないことで、近親者以外の方がお別れをする機会がなくなります。

そのため、後でご縁をお持ちであった方々から「ちゃんとお別れをしたかった」と言われることがあります。

特に、遠縁の親族などで、昔ながらのお葬式にこだわりをお持ちの方などからは、厳しい批判などを受ける可能性もあります。

場合によっては、火葬式の後に「お別れの会」などを開いてもよい

火葬式は近親者のみで行ない、その後に故人を偲ぶ「お別れの会」などを開いてもよいでしょう。
遺族が発起人として主催することもありますが、親しい友人の方などが発起人となることもあります。

無宗教の会であり、お坊さんの読経などはせず、ご縁のあった方々が集まって、故人に最後のお別れをします。

火葬式は、小規模な葬儀であり、費用も安くなります。
それだけに、火葬式を扱わない葬儀社もあります。

突然葬儀が必要となることもあり、葬儀社を探す時間が十分に確保できないことも多いのですが、できるだけ多くの葬儀社に連絡をして、親身になって対応してくれる誠実な会社を選び、依頼しましょう。

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