日蓮宗の供養の仕方とは?他の宗派と違う点はある?

自分の家族の宗派を知らないという人はいないかもしれません。
しかし宗派は知っていても、その宗派のしきたりについてまで完璧という人はあまりい無いかもしれませんね。
今回は仏教の宗派の一つ、日蓮宗について紹介します。

仏教という枠組みで考えてしまいがちですが、実際には細やかな区別なされています。
特に注意すべきは戒名やお墓・仏壇になります。

それぞれ些細な違いなのですが、それを間違えるとご先祖様に恥をかかせることとなってしまいます。
そうならないためにも、私たちにできることや知っておくべきことを勉強してみましょう。
葬儀などに関しては、特にこだわりがない限り宗派によって大きな違いがないようです。
そのことも踏まえてみていきましょう。

日蓮宗の葬儀・法要について

まずご紹介するのは、日蓮宗の葬儀・法事についてです。葬儀・法事に関して、他の宗派と大きな異なりはありません。
細やかな違いはありますが、基本的に葬儀・出棺・火葬場・精進落とし・火葬場(拾骨)・初七日法要の順となっています。
最近では葬儀をする会場にてすべてのお勤めが行われます。

お通夜では、ご遺体を仏壇(無ければ十界曼荼羅)の前に安置します。
御霊膳を置き、仏様の手前にお箸を備えます。
お線香は一人一本、霊前にて一礼します。
火をつけ手を合わせ、“南無妙法蓮華経”と数回唱えます。
他の宗派ではやり方が違うので、参列するお通夜・葬儀の宗派が分かっている時は事前に確認しておくと良いでしょう。

四十九日法要では、本位牌の用意が必要です。仏壇に供花・供物を飾り、僧侶と共に故人の冥福を祈ります。
四十九日法要では、魂入れが行われます。

そのため、家ではなく菩提寺や斎場で行われる場合は白木の位牌と本位牌を必ず持っていくことを忘れないでください。

日蓮宗では戒名にランクがある!

次に紹介するのは、戒名についてです。どれも同じに思われる戒名ですが、戒名のつけ方は基本的にどの宗派でも同じです。
まず位牌に記される戒名、これは仏の弟子となったことを証明するための名前です。
本来の戒名は、出家し仏門に入り、様々な戒律を受け入れた弟子に与えられるものでした。

今では、故人を称えると同時に仏の弟子として浄土に行くために授けてもらう名前という認識に変わりました。

一般的に戒名と呼ばれていますが、日蓮宗では法号と言われています。
なぜ日蓮宗では戒名と呼ばないのか、それは授戒をほとんど行っていないからと言われています。
しかし絶対に法号と言わなければならないわけではなく、戒名と言っても問題はありません。

ではどのように法号が決まるのでしょうか。まず男性・女性によってつけ方が異なっています。
男性の場合は○○院◇◇日△△居士となります。
女性の場合は○○院◇◇妙△△大姉となります。
○○院は、本人の信仰深さによって変わります。

お墓や仏壇もチェックが必要!

最後にご紹介するのは、仏壇やお墓の選び方についてです。

日蓮宗のご本尊は釈迦牟尼仏です。
仏壇の中央に大曼陀荼羅(もしくは三宝尊)の前に宗祖日蓮聖人像をお祀りしてください。

次に必要なのは、脇侍です。
この脇侍、実は関西と関東で全く異なります。

関西の場合、向かって右側には鬼子母神を掛けます。
向かって左側には大黒天が掛けられます。

関東では関西と逆で、向かって右側が大黒天になります。
もちろん向かって左は鬼子母神となります。
これらのポイントをしっかりと把握しておきましょう。

お墓に関しては、他宗派と大きな異なりはありません。
日蓮宗では竿石の正面に“南無妙法蓮華経”と刻む場合と、“妙法○○家之墓”と刻まれる場合があります。
他にも“妙法○○家先祖代々”と刻まれているケースもあります。

いかがでしたか。宗派によって大きな差はないと言っても過言ではありません。
しかし細やかな部分に違いがみられます。
この違いをしっかりと認識すること、それが故人に対する最大の供養になります。故人を尊ぶ気持ちを形に変えてみましょう。

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