家族葬とは? 流れや所要時間、場所などの基礎知識

葬儀業界では、バブル経済の崩壊以降の長期にわたる経済不況と業界の裏側がメディアに暴露された事でシンプルかつコンパクトな家族葬が急増しています。また、拝金主義的な葬式仏教に対する不信感や集団就職などに起因する人口集中による檀家制度の崩壊が急増に拍車を掛けているのが現状です。しかし、家族葬は、バブル経済の崩壊以降に急増した訳で無く、ここ数年で急増した形態であり、業界内でも参列者と弔問客の数や告別式の規模など明確な定義が確立されていないのが現状です。家族葬は、遺族と極限られた親族や知人だけで執り行われるのが基本ですが、弔問客の数が100人の一般葬を家族葬としてパンフレットに記載している業者も多くあるので、葬儀の流れや進め方、スケジュールを把握しておく必要があります。

家族葬の流れとタイムスケジュール

家族葬は、参列者と弔問客が遺族と極限られた親族や知人だけに制限された点を除けば、葬儀の進め方や足掛け2日にわたるスケジュール及びタイムスケジュールに大きな違いはありません。流れとしては、医療機関や警察機関などから故人の遺体を葬儀場や自宅などの安置場所に引き取る事から始まり、宗旨宗派に合わせた枕飾り及び故人の遺体に死装束をまとわす納棺の儀が行われます。その後、通夜と告別式及び出棺を執り行い、斎場で火葬とお骨上げ及び初七日法要まで執り行うのが一般的なスケジュールです。家族葬は、基本的に遺族と極限られた親族と知人で行われる事から一般葬に比べてタイムスケジュールには余裕がありますが、遺体の引き取りだけは医療機関から急ぐ様に言われるので速やかに行う必要があります。

家族葬の流れとタイムスケジュールの余裕

家族葬は、基本的に気心の知れた人間だけで執り行うので、一般葬の様に対外的な体裁の為に棺や花飾りなどの葬具のグレードを必要以上に上げる必要が無く打ち合わせ時間が短くなっています。また、この葬儀の普及により追加料金の発生しないセット料金が設定された事で打ち合わせに要する時間が短縮されるだけで無く、通夜や告別式においても弔問客と参列者の数が確定しているのでスケジュール通り滞り無く進める事ができ、葬儀自体の所要時間が非常に短いのも特徴です。一般葬では、顔さえ知らない故人の知人の対応に加え通夜振る舞いや精進落とし料理の手配などで精神的にも肉体的にも極限状態にまで追い込まれてしまう為、ゆっくりと故人を弔う時間さえ確保出来ませんが、家族葬はタイムスケジュールに大きな余裕があるので意味ある葬儀となります。

家族葬の執り行う場所と注意する点

家族葬は、明確な定義が決まっていないので参列者や弔問客が数人?100人以上と様々な規模で執り行われているのが現状であり、少しでも規模を拡大したい業者に主導権を握られない様に何人の親族や知人に参列や弔問を依頼するかを決めておく必要があります。逆に、参列や弔問を依頼しない親族や知人及び近隣住人に対しては後の人間関係を考慮して、通夜や告別式に先立って参列や弔問をお断りする旨の連絡を行う必要があり、文面に関しては業者に相談するべきです。家族葬は、遺族と限られた親族と知人の小規模で執り行われる事から自宅で執り行う遺族も少なくありませんが、自宅で執り行う場合には袖が触れ合うのも何かの縁として予想外の弔問客や参列者が訪れる場合があるので、自宅よりも葬祭場で執り行った方が落ち着いて執り行えます。

まとめ

家族葬は、より多くの参列者や弔問客を集める通夜や告別式が故人に対する最大の手向けと考える従来の一般葬に比べて規模が小さく、故人への冒涜と非難する親族も少なからずいますが、スケジュールも流れも一般葬と大きな違いが無く、業界の主流となりつつある葬式の新しい形態なので事前に連絡して理解して貰えば問題はありません。日本では、寿命の延長による遺族や参列者の著しい年齢上昇や日本人の宗教観の大きな変化に加えて、8割以上の高齢者が遺族に経済的負担を掛けたく無い思いが強くシンプルかつコンパクトな通夜や告別式を望んでいる現実があります。その為、家族葬は今後も急激に増加し続けると考えられています。

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