葬儀で受付を頼まれたら… 挨拶や香典など知っておきたい基礎ルール

寒い時期には勤務先の同僚、親類などが亡くなるといった突然の悲しい出来事が起きることも少なくありません。特にお年を召した方々においては、寒さは一番の敵です。そういった場合には、知人や親族の葬儀の知らせを受け取ると同時に、受付を頼まれることもあります。亡くなられた本人のご家族は、悲しみの中さぞ慌ただしく準備をしておられるはずですので、頼まれた時にはできる限りのお手伝いをしたいものです。葬儀ではさまざまな係が存在し、勤務先などの知り合いや孫の立場では受付係をお願いされることが多いようです。中でも対外的に喪家側で動くことになりますので、葬儀における受付のマナーはしっかり習得しておくべきものの一つではないでしょうか。

受付をする時の服装は?

葬儀の受付係を引き受けたからには、遺族の一員としての服装を心がける必要があります。来客を迎える最初の公式の場ですので、喪服が基本となります。男性も女性もブラックスーツを着用し、インナーは白のワイシャツにしましょう。男性のネクタイも黒を着用、結び方はくぼみを目立たせないようにし、ネクタイピンはつけないようにします。 女性は黒のワンピースもしくはパンツスーツでも構いません。ワンピースの場合にはインナーは黒にし、肌の露出を避けるため、スカート丈も正座で膝が隠れるくらいの長さにしましょう。靴も同様にオープントウのものは避け、ヒールも5cm以下の低めのものにしてください。男女ともに小物は光物を避け、薄いメイクとまとめ髪を心がけてください。

葬儀の受付で使える挨拶とは

葬儀への来客をお迎えする時、まずはお礼の気持ちを込めて丁寧にお辞儀をします。弔問客からお悔やみの言葉をいただいたら、お礼の言葉を伝えましょう。訃報はたいてい急に伝えられるものですので、弔問客は故人のために時間を捻り出し駆けつけて下さっています。葬儀での受付の挨拶には、「本日はお忙しい中、足を運んでいただき恐れ入ります」「お足元の悪い中、本日はお越しいただきありがとうございます(悪天候の場合)」といったおおよそ決まった文句がありますので覚えておきましょう。次に住所と名前の記帳をお願いし、筆記用具をお渡しします。お香典を受け取る際には「お預かりします」の一言を添えるようにします。また「恐れ入ります」の一言を覚えておくと良いでしょう。

知っておきたい、受付の準備の進め方

葬儀の中での主要な役割は葬祭業者のスタッフがそのほとんどを担当してくれますが、受付は喪主側で用意することになっています。頼まれた際には、葬祭業者へ自分が受付担当となったことを伝え、会場レイアウト・全体の流れを教えてもらいます。受付で必要となる芳名帳・筆記用具・輪ゴム・志などをスタッフから受け取り、準備しておきます。お香典を受け取る際には会計の役割も担うことがありますので、責任を持って行えるよう一工夫しましょう。芳名帳の各行にあらかじめ番号を振っておき、お預かりした香典袋の隅にも芳名帳と同じ番号を書いておくと、後ほど便利です。針と長い糸を用意しておき、香典袋を預かった順番どおりに隅に糸を通していくという方法もあります。

まとめ

葬儀の受付は、お香典を受け取ることも含め会計を兼ねて任されることが多い役割です。それだけ喪家から信頼を得ているということですので、喪家・弔問客のみなさまへ失礼にあたらないよう、基礎ルールを知っておきましょう。出来る限りのお手伝いと心を込めた対応を心がけ、故人を送り出せるよう行動したいものです。会場の入口での対応となりますので、冬場は防寒対策をしっかりとしておくことをおすすめします。暖房器具も設置されているはずですが、手袋などは着用できませんので注意しましょう。会葬御礼品を渡し、芳名帳・香典袋の照合が完了すれば一段落です。悪天候の場合やご高齢の弔問客など、最後まで注意を払っておくことも大切な役割です。

無料資料請求はこちら お急ぎの方はこちら