葬儀を執り行った年の年賀状の書き方

葬儀を執り行った年は喪中になるから、年賀状は出さなくていいという考え方が一般的です。しかし、喪中の期間というのは故人との関係で大きく異なるということは意外と知られていません。葬儀を執り行った時というのは、忙しくなかなか落ち着けないものですが、これから先のお付き合いのことも含めて、年賀状のことについても知っておきましょう。 喪中期間中は、欠礼はがきといって、年賀状を出せないことを詫びるはがきを事前に出すことになります。喪中の期間や葬儀のこと、出す相手や文章について知ることで、慌てずに済むようになるでしょう。時期によっては葬儀から時間がたつ場合も多いようですので気を付けましょう。

喪に服する期間と故人との関係

故人が亡くなった日から数えるのが喪中です。中には葬儀を執り行った日から計算する人もいますが、これは間違いです。そして、故人との関係により日にちは大きく変わります。血縁関係が強ければ期間が長くなる傾向があり、父母であれば13カ月、夫も13カ月にあたります。妻や実子の場合は90日、兄弟や叔父や叔母や孫といった関係も90日です。祖父母は150日、甥や姪や従妹は7日とされています。 例えば年末に父親が亡くなり年明けに葬儀を出した場合は、葬儀の日からではなく亡くなった日から数えるので翌年の12月までが喪に服す期間です。次の年賀状はいつも通りに出せることになります。祖父母が2月に他界した場合も、年賀状は出して構いません。

欠礼はがきの書き方について

欠礼はがきのことを、正式には年賀欠礼状と呼びます。出す相手が年賀状を用意する前に出さなければいけないので、11月下旬から12月上旬までには手元に届くように準備しましょう。この時期に手元に届くということは、11月初旬から準備に取り掛かる必要があります。 書き方に厳密な決まりはありませんが、一般的に欠礼する旨といつだれが亡くなったのかという点を書きます。お付き合い感謝や、相手の無事を祈る言葉も入れるといいでしょう。誰が亡くなったのか分かりにくいので、祖母などの関係を書くと丁寧です。最近はプリンターを使用する人が増えていますが、真っ黒ではなく薄い黒にするのが欠礼はがきの特徴です。手書きの場合は、薄墨を使用します。

欠礼はがきの文例を紹介

欠礼はがきの文例として、喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げますという文章は欠かせません。ここで気を付けるのは、年賀という言葉は使わずに、年頭や年始という言葉を使う点です。次に祖母が90歳にて永眠いたしました、と誰がいつ亡くなったのかを明記します。ここに、本年中に賜りましたご厚情に感謝するとともに、変わらぬ交誼のほどお願い申し上げますと続けます。最後に年月日を入れれば完成ですが、拝啓や敬具といった言葉は不要です。 相手のことを考え、時節柄なお一層ご自愛くださいという文章にしてもいいですし、自分の好みで選んで構いません。ある程度文例が限られているので、亡くなった人との関係や年齢などを入れることですぐに作ることができます。

まとめ

葬儀が終わるとほっとしてしまいますが、喪中の期間を考え、欠礼はがきは早めに準備しましょう。年賀状は年末に慌てて出す人がいますが、欠礼はがきは年賀状を書く前に相手に届く必要があるからです。喪中は自分から新年の挨拶をしてはいけませんが、もらう分にはかまいません。けれども、早く年賀状を投函してしまった人に後になって欠礼はがきが届くというのはいい気分ではないので気を付けましょう。 文例を参考に作れば、それほど大変な作業ではありません。喪に服する期間を確認しておくことも大切です。亡くなったことだけでなく、出す相手への感謝の気持ちと、これからのお付き合いについてお願いする文章を入れることが大切です。

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