放棄したい人増加中! 引き継いだお墓はどうするのが正解?

時代の移り変わりと共に、葬式も従来の方法とは異なるさまざまなスタイルが進出していますが、それと同時に昔からの墓をどうするか。という問題が大きくクロ-ズアップされるようになりました。その背景には若い世代がただ単にどうでもいいと思っているわけではなく、少子化という問題が垣間見えてきます。 実際問題として、ひとりっ子が増えた現在、ひとりっ子同士が結婚したら、守って行かなければならないのは双方の墓ということになり、その負担は大変なものになります。また、兄弟がいたとしても女の子だけだったとしたら先祖代々の墓を外に嫁いでしまった子に守らせるというのも現実的な事とは言えないでしょう。

この問題は先送りにできない!

そんな社会情勢が背景にあるせいか、最近では墓を継がなければならないのなら相続は放棄したい。金銭よりも自由が欲しいという人が右肩上がりに上昇しています。確かにお墓をどうするかという問題を先送りにしたとしても、自分の子供の代になれば、また同じ問題が浮上することになります。自分が継ぎたくないのですから、子供がどうでもいいと思うのはある意味当然のことと言えるでしょう。 そのような理由から近年では、自分たちでは管理しきれないお墓を処分する墓じまいということを真剣に考える人が増加しています。そして、処分してしまった後は海洋葬等のスタイルで葬式を行って、骨を海に撒いてしまうことで、お墓をどうするかという問題が起こらないという方法を採るのが一般的なやり方となっています。

どんな流れで行うのか考えてみよう

さて、そんな墓じまいですがどのような流れで行えば良いのでしょうか。1番大切なことは、中身をどうするかという事です。そのためにはまず、誰の遺骨がどのような状態で保管されているかという事をしっかりと把握してください。数量や大きさ、経過年数もさることながら、すでに火葬された状態かどうかも重要なチェックポイントとなります。 昔の遺骨で火葬されていない状態の遺骨だったら、役所に火葬申請をして再火葬をする必要があるからです。そしてこれらのことが明らかになったら、今後この遺骨をどうするかということを決めなければなりません。大抵の場合は継承者が途絶えるための撤去なので、当然その状況を前提として今後のことを考えることになるでしょう。

遺骨はどうすればいいの?

遺骨の引っ越し先として1番人気があるのが、実に40パ-セント近くの人が選んでいる公営墓地への改葬合祀です。次に多いのが散骨という選択です。それから菩提寺で永代供養と続き納骨堂派は少数になります。金銭的にもそれほど負担が大きくない結果であるということが良くわかりますが、これも継承者がいない限り少しでも負担を減らす方向に持って行きたい所以ではないでしょうか。 どのやり方が正解か、ということではなく、正解があるとしたら自分の家族だけでなく周囲の親戚を含めてなるべく多くの関係者に賛同してもらえる方法がその家の正解と言っても良いかもしれません。それぐらい墓じまいというのは、全員一致で賛成を得る事が稀で、相続問題と合わせてトラブルが発生しやすいデリケ-トな問題だということを是非覚えておいてください。

まとめ

お墓はきちんとしておかないと、最終的には無縁墓と見なされ撤去されてしまうことになります。今後はそういった問題がますます増えてくるのは目に見えています。自分の代で墓じまいをすると決めたら、一度親戚等の関係者を集めて話し合いの場を設けることをおすすめします。折角現在まで継承してきた墓なので、みんなが納得する方法を採ればトラブルを最小限に防ぐことができるはずです。 ますます拍車がかかる少子化の世の中ではこのことは今後も大きな課題のひとつになるに違いありません。継承する人がいないということが判明しているのなら、なるべく早い時期から家族や親戚にとってベストな方法を考えるということが重要なのではないでしょうか。

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