キャンペーンでお得になることも? 遺言信託にかかる手数料など費用の相場と比較

財産の分割を銀行に任せることができる遺言信託は多額の財産があり相続人間で揉めるリスクがある場合に非常に有効なサービスである一方で家族信託などと比較すると多額の手数料がかかってしまうように考えられますし、実際に各銀行ごとに定められた所定の費用を支払う必要があります。特に初めて遺言信託をする場合には管理費用金額がどのくらいなのか気になるでしょうし無料で遺言信託をしてくれる銀行はないものかと必死に探すことは度々あります。 遺言信託にかかる費用は各銀行ごとに異なるのですが、大手銀行などでは具体的にどのくらいの金額でサービスを実施しているのかということやキャンペーンの有無などについて確認していきましょう。

遺言信託にかかる費用の詳細

まずは遺言信託サービスを利用する際に発生する費用はどのような仕組みになっているのかについて確認していきましょう。 各銀行ごとにサービスの中身は異なるのですが、遺言書を作る際にアドバイスを受け書類を作成し、作った書類を銀行が保管し、時期が来れば書類の内容に従って財産の分割をするというサービス内容となっています。具体的には遺言書を作る際のアドバイザー料や作成した遺言書を市役所で公正証書とする手数料、書類を管理し続ける手数料と財産の分割をする手数料の総額が遺言書信託にかかる費用と考えられます。 書類を保管する期間は遺言書を作成した人が亡くなるまで続くわけですから、一律でいくらなのか計算がしにくくなっているのが遺言信託をするうえでの大きなネックと考えられます。

手数料の相場やキャンペーンの有無

具体的にどの程度の手数料が必要になるのかについて利用料金の相場を確認していきましょう。信託銀行を利用するのか一般的な銀行を利用するのかによって基本料金となる遺言書の作成費用は異なるのですが、概ね324,000円が基本料金としてかかることを覚えておきましょう。 また遺言書を作成した後の保管手数料は年間およそ5,000円から6,000円となっており、遺言執行手数料については最低料金が108万円から160万円前後で遺産の2%前後というのがどの銀行でも定めている価格となります。 なお遺言信託をする銀行で投資信託をしていたり多額の預金があるなど銀行にとってのお得意様である場合にはキャンペーンが適用され、保管手数料が無料になるなどの特典が享受できることがあります。

大手銀行の料金を比較

遺言信託を行なっている大手信託銀行やメガバンクではどのくらいの価格設定でサービスを提供しているのかについて比較をしていきましょう。 まず大手信託銀行のみずほ信託銀行と三菱UFJ信託銀行についてですが、どちらの銀行も作成費用は324,000円とされています。保管手数料はみずほ信託銀行が年間6,480円で三菱UFJ信託銀行が年間5,400円、執行手数料の最低額はみずほ信託銀行が108万円で三菱UFJ信託銀行が162万円となっています。 また大手銀行を見てみますと、三井住友銀行では作成費用が216,000円であり保管手数料が年間64,800円、執行手数料の最低額が162万円となります。 どの銀行でも大きな差はないことがわかります。

まとめ

遺言信託は安心できるサービスでありますが、遺言書を作成する際に多額の費用がかかりますし、年間の保管手数料も固定費用としてかかるわけですから積み重なるとどんどん遺産が減少してしまいます。 しかしながら多くの銀行では遺言信託をする前に銀行にとってお得意様ともいえるような利用をしてくれた人に対しては遺言書の作成費用を数万円単位で割引してくれたり、保管手数料を無料にしてくれたりなどのキャンペーンを適用してくれるケースが多くみられます。 これらのことから遺言信託を行う銀行については新規で探すのではなくもともと付き合いがある銀行の中から選ぶのがベターであると考えられます。メインバンクを選ぶとお得になる可能性が高いのです。

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