共同墓地とは? 跡継ぎがいなくても安心なお墓の選び方

共同墓地は、個々の墓と異なり、地下の納骨スペースに共同で骨を埋葬する墓です。寺院などが永代供養をします。合祀墓や合同墓・合葬墓・総墓および集合墓とも呼ばれます。戦後の家族形態の変化により、跡継ぎがいない家も多くなっていますので、墓の管理を末永く委託できる共同墓の需要は高まっています。次の代の跡継ぎがいたとしても遠方に移住する可能性もあり、またその次の代まで墓の管理を委託することができるかどうかは、誰にも分からないことです。共同墓であれば、跡継ぎの有無を心配する必要もありませんし、子孫に負担もかけずに済みます。共同墓への需要の増加に伴い、その数もかなり増えています。

次代のことはわからない

以前は、家族ごとに墓を建てることが普通でした。しかし戦後に家族形態が大きく変わり、家の存続ということはほとんど意識されなくなりました。現在は晩婚化と少子化そして非婚化が進み、次の代がいないということも珍しくありません。次の代がいないから養子を、ということもほとんどおこなわれなくなりました。つまり、墓の継承者がいなくなるということが普通に起こるようになったと言えます。次代がいても、その次の代はどうなるかわかりませんし、子孫に管理をさせるのが忍びないという考え方をする人も増えています。共同墓というのは、そうした世相に合ったあり方と言えます。今後は、そうした埋葬のされ方が標準になっていくことが予想されます。

合祀時期を選べることも

初めから合祀するのではなく、およそ10年から20年ほど個別に埋葬して、その後は集合墓にするというプランを設けているところもあります。次代は個別にお参りができ、その後お参りが難しくなった頃に共同墓地にというプランです。合祀されたあとは、永代供養されるという内容になっていることが多いです。費用はプランによってまちまちです。先延ばしにして無縁仏になってから共同墓地へというより、次代がしっかり管理できるうちにそうしたプランを利用し、道をつけておけるということで好まれているようです。永代供養と言っても、数十年先のことや百年以上先のことはわからないわけですが、何百年も続いている寺院なら、ある程度安心できるという見方をする人もいます。

合祀や永代供養をする主体

最近は、1999年に日本で始まった樹木葬が人気です。樹木葬には、個別のものと合祀のものがありますが、樹木葬は合祀がおこなわれやすい埋葬形態です。樹木葬が可能なのは、埋葬が許可されている場所、つまり墓地として認可されている場所となります。 合祀や永代供養を引き受けるのは、寺院やNPO法人などです。子孫がどう続いていくかわからないように、寺院やNPOも数百年先にはどうなっているか定かではありません。そのため、永代供養ということを想定する場合は、その運営主体の経営状況や将来性を考え、永代供養される可能性を推し量って決めることが望まれます。文字通りの永代供養を願う場合は、数百年続いている寺院を頼る人が多いようです。

まとめ

共同墓地は、地下の納骨スペースに共同で埋葬をするところです。共同墓地に埋葬された後は、永代供養されることになっている場合が多いです。永代供養を引き受けるのは、寺院やNPO法人などです。最初は個別の墓に埋葬し、一定期間経過したのちに共同墓地に移すということを、あらかじめ寺院やNPO法人などに依頼しておくこともできるようになっています。最初から、共同墓地に埋葬することもできます。近頃は、跡継ぎがいなかったり、子孫に負担をかけたくないという人が増えていて、共同墓地への需要が高まっています。永代供養がいつまで続きそうかということを考えながら、依頼先を決めることが望まれます。

無料資料請求はこちら お急ぎの方はこちら