納骨堂をローンで購入することができる? 申込書や手続きで気をつけること

最近では価値観の多様化等によりお墓の形態もさまざまなものが見られるようになりました。墓地用地の不足や墓を管理する者の高齢化、あるいは少子高齢化による墓の承継者不足といったことが社会問題となっており、より参拝しやすい墓地形態への需要が高まっています。そのようなことを背景として近年注目されているのが納骨堂と呼ばれる供養の形態です。これは一般に個人、夫婦などさまざまな単位で遺骨を収蔵する納骨施設のことを指します。多くの場合は屋内に設置されていますが、さらにいくつかの形態に分類され、その主なものとしては仏壇型、ロッカー型、墓石型、コンピューター制御型といったものがあります。

納骨堂を生前に申し込みたい。

生前購入する場合の手順としては、まずどのような形で供養されるか、また納められる遺骨の数や収蔵の期間、更新手続きなどの利用規約についてパンフレットを見たり問い合わせをするなどして確認しましょう。気に入った納骨施設を見つけたら見学に行くこともおすすめです。また、使用料以外の管理費など納骨後にかかる費用も確認しておきましょう。 次に、納骨堂には仏壇型やロッカー型などさまざまなタイプがありますが、価格もそのタイプによって異なりますので、予算との兼ね合いも考慮しながらタイプを決めます。ただし、高いものでも200円程度なので、従来の墓石タイプのお墓よりは相場が安くなっています。 そして、以上のような点を踏まえ申し込みたい納骨堂が決まったら申込書の記入等の契約手続きをおこないます。

ローン契約はできるのか?

契約に要する費用としては先に見たとおり、数万円から数十万円の費用が必要となります。このような場合にローンで支払いができるかが気になるところですが、基本的に契約代金は一括払いが原則となります。墓石であれは物品の購入となり分割払いやローンの対象となりますが、納骨堂は物の購入ではなく利用する権利(永代使用権)の購入であるため、権利の分割という概念がないためです。ただし、墓石と比較して安いとはいえ、数十万円が相場ということもあり、場合によっては一括で支払えないケースもありえます。このため、近年ではローンでの支払いが可能な納骨施設も増えていますが、できるか否かは施設によって異なりますので、事前に確認しましょう。ローンが可能な場合はローン申込書を記入します。なお、使用権を勝手に第三者に譲渡することはできませんが、譲渡が必要な場合は施設に譲渡の申込書を提出することで許可を得ることができる施設もあります。

納骨堂の購入手続きはどのようにすればいいのか?

手続きに必要なものは施設によって異なりますが、おおむね次のようなものが必要となります。本人確認書類(運転免許証やパスポート等)、印鑑(実印と印鑑登録証明書)、住民票(本籍、世帯員記載で6ヶ月以内に取得したもの)、戸籍謄本、ローンで支払う場合は口座内容がわかるものと届け印などです。このほかに緊急連絡先、家紋名称(銘板に家紋を彫りたい場合)、写真、映像(参拝時にモニターを使いたい場合)などが必要であれば用意します。 あわせて納骨施設が用意する契約申込書、使用許可願書などに必要事項を記入し、ローンを組む場合はその申込書も記入します。そして契約書を交わせば契約完了となります。 次に永代供養料、保管延長料等の代金の支払いを行います。場合によっては手付金が必要な場合もありますので事前に施設に確認しておきましょう。これらの支払いが済んだら使用許可書が発行されます。

まとめ

残された子供たちの手を煩わさないように、またいろんなトラブルを回避するために生前に納骨堂の契約をする人も増えており、今後ますます納骨堂の需要は高まる可能性があります。今は従来の墓石への納骨を希望していたとしても、家族や親族の状況を考慮すると納骨堂を利用するほうが望ましいという結論に至ることもないとはいえないでしょう。本稿で見てきたようなポイントをしっかりと確認し、こころにとめておくことで余裕を持ってお墓についての考えを整理し、親族の方々と話し合いをしておくことはお互いにとって不要なトラブルを避けることができるなど、大変メリットが大きいといえるのではないでしょうか。

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