不動産の生前整理はどうしたらいい?必要な書類と手続きについて

もし身内が突然亡くなったり親が施設に入ることになると、残された土地や家屋に関して考えなくてはいけません。遺産相続は争いに発展しやすく、最も多いといわれているのは土地や家などです。空き家対策特別措置法が施行され今後管理の行き届いていないような空き家は行政から指導や命令などが入ると、最終的に強制撤去や固定資産税などの優遇措置を利用できなくなります。

身内との争いを避けたりスムーズに相続するため生前整理に注目が浴びていて、60代や70代などを中心に準備している人が多くいます。生前整理にはいくつか必要な書類などもあるので、事前に確認しておいたり必要書類をあらかじめ準備しておくと便利です。

生前整理を行っている人は多くいます

生前整理は60代や70代の人が元気でいる内に財産などを整理することで、終活の一環になり自分がいつどうなるか分からないという不安が付きまとう世代にとって、子供たちに負担をかけずに安心して過ごすことができるようになります。

最近耳にする老前整理も生前整理の一つで、40代~50代の人たちが退職した後第二の人生として財産などを整理することを意味する言葉です。この年代は子供が大学や就職などで家を離れたり、結婚し独立したりする時期になるので、生活環境などが変わる人も多いでしょう。

夫婦で住んでいる家や今後の生活スタイルに関して考え直すタイミングになります。今まで住んでいた家が広過ぎるようになったり、更に高齢になった場合を考慮して生前整理の一貫として利便性の良いマンションに引っ越す人も増えています。

いろいろな分割方法があります

一般的に不動産鑑定士に依頼し不動産の価値や価格などを把握してから分配されます。相続する権利を持つ人すべてが納得するなら、遺産をどうするかは自由です。現物分割の場合は土地や建物は妻に託し、現金や預金などは子供に託すように、個々の遺産をそのままの形で分け合うシンプルな方法です。

土地や建物と現金や預金などの資産価値はイコールではないこともあります。換価分割の場合は不動産を売却し現金化してから、分割しやすいものしてから分割する方法です。公平に分配できますが、思い出のある土地でも手放すことになるので注意が必要です。売却するのに譲渡税が発生し、よそに不動産があったり投資用不動産を分割するようなケースに適しています。

土地を手放さずに済む方法があります

代償分割の場合は相続人の内1人が不動産をすべて相続し、他の相続人に相当分の金額を支払う方法です。例えば1億円する土地を4人で分けるなら、1人あたりの取り分は2,500万円になります。不動産を手放せなかったり手放したくない場合遺産を残すことができるので便利ですが、不動産を引き継ぐ方は現金を用意することになります。

代償分割を行う場合は遺産分割協議書などにその旨記載しておかなければいけません。共有分割の場合は不動産を複数の相続人によって共有するという相続方法です。土地を手放さずに済むのですが、後で管理などをめぐり問題になることも多くあります。共有財産になるので不動産を売却・賃貸する場合、相続人すべての合意が必要です。

まとめ

遺産相続は遺言書の有無や遺言があったとしてもその内容に関して争いが起こる場合があり、誰が相続人でどこまでが相続対象になるのかと問題が発生することもあるでしょう。遺産相続関係は主に家庭裁判所で審理されることになりますが、一般的に半年間や長いと数年以上かかるケースもあるので注意が必要です。

争いが大きかったり長くなるほど相続人は疲れてしまい、最近では相続について事前に勉強し不要な争いが起こらないように工夫している人たちも増えてきました。素人には分かりにくい部分が多く複雑な専門知識などが必要になるものです。不要なトラブルを避けるよう元気な内に生前整理しておくと良いでしょう。

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