供養の本当の意味は?葬式に参列するだけでも供養になるの?

故人に対して行う供養は、言葉自体は耳にしたことがあるかと思います。しかし実際の意味合いなどは知らないという人も多いことでしょう。

そこで今回は、供養の持つ意味をご紹介していきます。

また供養に際するマナーや、どのように供養すれば良いのかについてもご紹介します。供養についてお悩みの際は、ぜひ参考にしてください。

供養とは何なのか?

供養という言葉は、元から「供養」という形であった訳ではありません。

元々は「供給資養」から来た言葉です。その言葉通り、物を供給して故人を養うという意味があります。つまり供養は、お供え物をし、手を合わせることで故人の冥福を祈るという行為です。

そうなるとお墓参りも供養の1つということがわかります。お墓参りの際に、故人が好きだったお菓子や果物をお墓にお供えし、手を合わせることで供養となります。

ただし最近は、なかなかお墓参りに行けないという人も増えているようです。永代供養や手元供養、お墓の移転など解決策はいくつかあるので、ぜひ定期的に供養する機会をつくりましょう。

しかしお墓によっては、お供え物を禁止している場合もあります。事前に霊園に確認しておくと、トラブルを防げるでしょう。

人によっては、人形供養というものも聞いたことがあるかもしれません。人形には魂が宿ると言われており、そのまま処分することは良くないとされています。そのため人形を処分する時は、人形に手を合わせ、今までの感謝の気持ちを表して人形供養とします。

葬式の場でも供養は行われている

故人に対する供養は、亡くなった直後の葬儀でも行っています。葬儀ではもちろん手を合わせますし、読経をしてもらいます。これが供養にあたるのです。

家族であれば葬儀以外にも、法事などで頻繁に供養する機会はあるものの、知人や会社の同僚となると、葬儀は供養できる数少ない機会となります。そのため、知人などが亡くなった場合には、ぜひ葬儀には参列しておきたいところです。

葬儀にはいくつかのマナーがあります。

まず服装は原則黒とし、スーツはもちろん、ネクタイや鞄、靴も黒を選ぶようにします。またきらびやかな印象は避けなければならないため、女性であればアクセサリー、男性であればネクタイピンなども外しましょう。 ただし結婚指輪やパールのネックレスはつけて良いとされています。

そして葬儀に参列する場合の悩みどころとして、香典があります。香典は、故人に供える金品であるため、供養の1つといえます。

香典として包む金額は、故人との関係や年齢によって異なります。故人が親であれば、20~30代で5万~10万円、40~50代で10万円です。しかし故人が会社の上司であれば、20~30代で5,000円、40~50代で1万円です。

また以前は、香典に使うお札は古いものにするべきだと言われていましたが、今は新札であっても問題ありません。準備した香典は、お焼香の前にお渡しします。

そして最近では家族葬も増えており、家族だけで葬儀を執り行うこともあります。

そういった場合に参列すると迷惑になってしまう可能性があるため、遺族に香典だけを受け取ってもらうなどの相談をすると良いでしょう。これだけでも充分供養となるはずです。

供養葬という新しい形

日本においては葬儀にかかる費用が世界的にも高くなっています。そのため最近では、家族葬や直葬など、費用を抑える葬儀の形が注目されています。

直葬は火葬のみを行う方法です。これは一般的な葬儀に比べると、当然費用を抑えることができます。ただし読経などは行わないため、葬儀での供養ができないことになります。

そこで直葬に読経を加えた供養葬というものが作られたのです。これによって費用を抑えながらも故人の供養ができるようになりました。

葬儀の費用を抑えたいとは思っても、やはり日本人にとって供養は大切なものなのです。

まとめ

供養についての意味やマナーをご紹介しました。葬儀やお墓参りなど、意外と知らぬうちに供養をしていることがわかったのではないでしょうか。

供養は故人への感謝の気持ちなどを表すものです。お墓参りは比較的簡単にできる供養ですので、ぜひ行ってください。

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