一日葬での忌引きはどうすればいい?対応を徹底解説

一日葬での忌引きはどうすればいい?対応を徹底解説

葬儀のスタイルは多用化しつつありますが、その中でも一日葬は一日で葬儀が完了し日数を必要としませんので、最近人気になっている葬儀スタイルです。

葬儀を行う場合、企業では忌引き休暇を取得できるパターンは多いですが、「一日葬の忌引きの手続きがわからない」「忌引き休暇の伝え方がわからない」といった悩まれる方も多くいらっしゃいます。

そういった疑問を解決するため、今回は、「一日葬でも忌引き休暇は適用されるのか」「会社でどのような手続きが必要なのか」「どのようにして一日葬を会社に伝えればいいのか」を解説しています。

一日葬の場合も忌引きは会社に連絡する

一日葬は、通夜を行わないため、一日で葬儀が終了します。そのため、葬儀のために必要な日数はあらゆる葬儀の中でも最短だといえるでしょう。

しかし、「一日葬の場合でも忌引きの報告は必要」です。社会的マナーや会社のルールなどを考慮する必要があるものの、一日葬を行う場合でも、忌引きを適用する場合は、会社に連絡しましょう。

また、下記では、一日葬儀を会社に伝える理由や取得の際に考えなければならないメリットやデメリットをみていきます。

一日葬でも会社に伝える理由

忌引き休暇は、葬儀の手続きを行うためだけの休暇ではありません。本来は、亡くなった故人を偲ぶために、関係のある家族などが行動を慎むことを指します。

そして、会社に対して忌引きを伝えることは、「会社の規定をあてはめるため」に必要です。会社の規定は、各社で異なるものの、忌引き休暇についての規則を守らなければなりません。

仮に、葬儀の内容が通夜を必要としない一日葬であったとしても、会社に報告しましょう。加えて、葬儀を行うため会社を休むといった事実を伝えずに休んだ場合には、欠勤扱いとなる可能性もあります。

忌引き休暇を取得するメリット・デメリット

ここでは、忌引き休暇を取得するメリットとデメリットについてみていきましょう。

従業員側のメリット

忌引き休暇を取得するメリットは、家族や親族が亡くなった場合に、故人に向き合いながら心の整理をつけることが可能な点にあります。また、忌引き休暇をとることで葬儀のスケジュールも柔軟に決めることもできます。

従業員側のデメリット

忌引き休暇のデメリットは、ほとんどの場合は無給である点です。出勤した日数に関係なく、月給が発生する場合はこのデメリットが発生しないものの、場合によってはトラブルとなることも。

また、休暇を申請する際の手続きなども迅速に行う必要があります。仮に、上手く引継ぎができなければ、企業の業務に支障が生じるため、突発的な対応が難しい点はデメリットだといえるでしょう。

企業側のメリット

忌引きを会社の規則として導入するメリットは、ワークライフバランスや福利厚生がしっかりしている企業だという認識を以下の人々に持ってもらうことが可能です。

  • 申請した本人
  • 受理する上司
  • 忌引き休暇
  • を取得できたことを知る申請者に近しい人たち

企業が忌引き休暇を導入するメリットは、総じて従業員と近しい人々に対してイメージアップにつながることが多いためです。実際に、休暇制度の有無によって今後の働き方のモチベーションに関わります。そのため、忌引き休暇を企業側としても制度として取り入れているといえるでしょう。

企業側のデメリット

一日葬であったとしても、忌引き休暇を適用する場合、その人材が数日、出勤しないことになります。場合によっては、忌引き休暇を申請した従業員がいなければ、業務が成り立たないことも少なくありません。

しかし、中小企業などであっても、1人の従業員がいないだけで成り立たなくなる業務は、リスクが非常に高いとえます。そのため、いざというときのために部分的でも業務の代行ができる人員を増やしておくという対策が重要だといえます。

加えて、

  • 忌引き休暇がどういった制度なのか周知しておく
  • 忌引き休暇を行っても問題のない体制を築いておく
  • 業務の停滞が限りなく少なくなるように、引継ぎをしておく

ことでデメリットを極力軽くすることができるでしょう。

忌引き休暇から復帰する際の対応

忌引き休暇の後には、会社に出社した際に挨拶を行うことが重要です。この際、特別な手続きは必要ありません。決まった休暇日数を消化し、休暇終了時に会社へ出勤しましょう。そのタイミングで、忌引き休暇で負担を掛けたと思われる人々に挨拶をすることが重要なポイントになります。

例えば、忌引き休暇を行う場合、上司、部下、同僚などに対して、ある程度の負荷が掛かることが予想されます。加えて、事務処理上の手続きだけでなく、期間が長ければ長いほど負担は大きくなっていく可能性が高いといえます。

そのため、負担をかけたと思われる人々に対して、

  • 忌引き休暇を取得できたお礼
  • これからどのようにしていくのかの意思表示

などを行うことでスムーズに復職できるでしょう。

一日葬で会社に連絡する際の5つのポイント

ここでは、忌引きを会社に連絡する際の5つのポイントについてみていきましょう。ポイントをふまえた報告をすることによって、忌引き休暇をスムーズに取得することが可能となります。

①だれが亡くなったか

家族や親族内で誰かが亡くなった場合、その人物が自分にとってどのような血縁関係に当たるのかを明確に伝えましょう。

親族や家族が亡くなった本人は「報告どころではない」というのが心情だといえます。しかし、会社としては、従業員からみてどのような血縁関係にあるのかを把握できなければ、忌引きを適用することができません。

また、企業によっては忌引きであっても給料が減少することがないパターンもあるものの、欠勤と忌引きによる休暇は全く異なるものです。そのため、忌引きは会社に報告する際には、亡くなった方との血縁関係を明かしましょう。そして、忌引き休暇の規則に当てはまるのかを確認することがポイントとなります。

②葬儀のスタイル

葬儀のスタイルは多様化しています。そのため、会社にもどのような形で葬儀を行うのか報告しましょう。たとえば、葬儀のスタイルは一日葬だけではなく、家族葬、直葬、密葬などの形があります。加えて、一般的な葬儀ではなかったとしても、葬儀のスタイルを会社に伝えることでトラブルを防ぐことが可能です。

一般的な葬儀であれば、会社関係者も従業員との関係性を考慮したうえで、香典や花などを用意します。これは、喪主となった場合には、断ることができるものの、葬儀のスタイルがわからなければ会社としても対応することができません。

また、葬儀の形を伝えずに、単純な忌引きとして扱うこともできるものの、行う葬儀のスタイルによっては、会社としての体裁を保つことができなくなります。

そのため、一日葬の場合は、香典や供花を断る場合は、

  • 会社としては対応しなくていいという旨
  • 葬儀の種類が一日葬であること

を伝えることでトラブルを防ぐことが重要なポイントだといえるでしょう。

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③休む期間

休暇期間は会社によって異なります。ほとんどの場合は、血縁関係によって忌引きの日数が変化することもポイントです。たとえば、血縁関係には一親等や三親等など、血縁関係の近さによって忌引きの日数は大きく変化します。

加えて、どのような種類の葬儀を行うとしても葬儀であることには変わりがないため、血縁関係によって忌引き休暇を当てはめるという流れになることが一般的だと想定できます。

たとえば、以下のような規定があります。

  • 一親等が亡くなった場合には5日
  • 二親等がなくなった場合は3日

どのような場合でも、企業の規定に合わせ、休暇を取得することが重要です。また、忌引き休暇を取得する前には、どのぐらいの休暇期間となるのかを伝えることによってトラブルが起きにくくなります。

④香典、弔電、供花について

香典や弔電、供花については喪主が受取の可否を決めます。一日葬を行う理由が以下のようなものであれば、香典や弔電は受付けないと会社に意志を示しましょう。

  • 費用を安価にしたい
  • 会社などの関係者への負担を減らしたい

一般的には、香典や弔電は断りを入れない限り用意するものとして捉えられています。会社としても、その考え方は同様です。忌引き休暇を取得するタイミングで自分が喪主となる場合には、香典や弔電の可否を会社に伝えることを意識してください。

⑤休暇中の連絡先

一般的な企業を想定した場合、従業員の連絡先を知らないといったことはありません。しかし、忌引き休暇を行う場合には、連絡先が従業員の携帯電話ではない方がつながりやすいといったことも考えられます。

一日葬であっても、喪主が行わなければならない手続きは多岐にわたります。仮に、通夜を行わない簡易的な葬儀だと仮定しても、他の流れは一般的な葬儀と変わりません。

そのため、従業員の携帯電話だけではなく、葬儀を行う場所の固定電話の番号があれば、その番号を会社に伝えておくことによってトラブルを防ぐことが可能です。

会社の重要な立ち位置に従業員がいれば、引き継ぎを行っていても電話が掛かってくる可能性は高いといえます。そのため、忌引き休暇中の連絡先は携帯電話だけでなく、葬儀を行う場所の固定電話の番号なども伝えておきましょう。

一日葬を会社に伝える際の文例

ここでは、一日葬を会社に伝える際の文例についてみていきましょう。実際には、書類や口頭での説明だけで済むパターンもあるものの、葬儀の内容を理解してもらうことを前提に伝える必要があります。

会社に勤めているのが故人の場合

このパターンでは、亡くなっている個人が会社に勤めていた場合の文面となります。差出人は会社とは、関係ないものの一日葬儀であることを会社に伝えなければなりません。

「お世話になっております○○の長女の□□と申します。かねてから入院中だった父○○が▲▲年□月×日、享年~~歳で永眠いたしました。

また、葬儀は故人の遺志により一日葬で執り行う予定となっております。そのため、ご厚志(香典、供花、弔電など)は辞退する予定ですのでご留意くださりますようお願い申し上げます。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。」

会社に勤めているのが自分の場合

一日葬を文面で伝える場合は以下の内容で十分です。関係性にもよるものの、人事や総務、上司に伝えることで上手く忌引き休暇を取得できるでしょう。

「お世話になっております。急ですが、私の妻〇〇が病気のため、▲▲年□月×日、享年~~歳にて永眠しました。

そのため、〇日間の忌引き休暇をお願いいたします。また、葬儀は故人の遺志により一日葬で執り行う予定となっております。そのため、ご厚志(香典、供花、弔電など)は辞退する予定ですのでご留意くださりますようお願い申し上げます。

加えて、休暇中の連絡先は携帯電話番号と固定電話のどちらに連絡頂けると幸いです。また、喪主が私となるので、携帯電話よりも固定電話の方が対応しやすいと思います。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。」

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