葬儀後に送る会葬礼状(お礼状)の例文まとめ【場面別】

葬儀後に送る会葬礼状(お礼状)の例文まとめ【場面別】

葬儀に参列していただいた時は会葬礼状をお渡ししますが、供え物を頂いたり、故人が生前にお世話になっていた方には、お礼状を送るのがマナーとされています。

一律に同じ文面で送るのではなく、香典を頂いたり、弔電を頂いたといったケースごとにお礼状を変えるのがより丁寧な対応です。この記事ではどのような礼状を送ったらいいのか、場面ごとの例文や礼状を送るときのマナーについてまとめています。

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葬儀のお礼状を送る場面とは?

どのような人に対して葬儀のお礼状を送る必要があるのでしょうか?

【葬儀に参列された方】

葬儀に参列された方会葬品と共に会葬礼状を会場でお渡ししますが、遠方から来られた方などは会葬礼状とは別にお礼状をお送りするのが丁寧です。
葬儀委員長・世話役大規模な葬儀で葬儀委員長を務めていただいた方や、葬儀の世話役となっていただいた方
供え物・供花を頂いた方葬儀に参列された方から供え物などを頂いた場合は、会葬礼状の他に礼状を送ります。

【故人が生前お世話になった方】

故人が生前お世話になった人故人の友人などで特にお世話になった方がいる場合は、葬儀に参列された場合でも別に礼状をお渡しするケースが多いです。
故人の主治医・病院長期入院をしていたり、特にお世話になった主治医やかかりつけのお医者様にお礼状を送ります。
故人が勤務していた会社故人が会社に勤務していた場合、会社の社長を代表としてお礼状を送ります。生前世話になった同僚や上司の方がいる場合は、会社あてとは別にお礼状を用意することもあります。

参列して頂いた方へのお礼状の例文

葬儀に参列して頂いた方へのお礼状の例文を送る相手ごとに分けて紹介します

一般的な礼状

一般的な礼状は会葬礼状として、葬儀に参列された方全てにお渡しするものです。

【例文】

故 父〇〇儀 葬儀に際しましては御多忙中にもかかわらず 遠路わざわざご会葬頂き
ご丁重なるご厚志を賜り 厚くお礼申し上げます

おかげさまで葬儀を滞りなく済ますことができました

生前のご厚情には親族一同 心より感謝申し上げます

本来であれば早速拝趨の上ご挨拶申し上げるところでございますが
略儀ですが書中を以って御礼のご挨拶とさせて頂きます

葬儀委員長を依頼した方への礼状

謹啓
先般 父〇〇の葬儀の折には 葬儀委員長をお願いいたしましたところ
ご多用中にもかかわらず 快く引き受けてくださり 誠にありがとうございました

大切なお時間をお割きくださり 立派な葬儀を執り行っていただき 故人もさぞかし喜んでいることと思います

これもひとえに 貴兄のご高配の賜物と親族一同深く感謝申し上げております

今後とも一層のご指導を賜りますよう 衷心からお願い申し上げます
末筆ながら、幾久しいご健康とご多幸をお祈り申し上げます 敬白

生前仲良くして頂いた方への礼状

謹啓
先般 父〇〇葬儀に際しましては わざわざ足をお運びくださり また過分のご配慮を賜わり誠にありがとうございます

父が生前いろいろとお世話になりましたこと 亡き父に代わりまして心からお礼申し上げます

お陰様で父も心おきなく旅立つことができたものと思います

何卒 くれぐれも御身お大切になされ 末永くご健勝になられること 心からお祈り申し上げております

これからも 亡き父同様 よろしくご指導ご鞭撻いただきますようよろしくお願い申し上げます 敬白

遠方から参列してくださった方への礼状

謹啓
父 〇〇の葬儀に際しましては 御多忙中にもかかわらず 遠路より足をお運びいただき誠にありがとうございました ご厚情の程 亡き父もさぞ喜んでいたことと存じます

また当地へお越しになるおついでがございましたら 是非お立ち寄りください

本来であれば 早速拝趨しお礼申し上げるところでございますが

略儀ですが書中を以って御礼のご挨拶とさせて頂きます 敬白

香典を頂いた方へのお礼状の例文

高額な香典を頂いたときは香典返しと一緒に礼状を添えて送ります

香典返しに添える礼状

謹啓 父〇〇の葬儀の際には お心のこもったお供えを賜りまして 誠にありがとうございます おかげさまで滞りなく葬儀を終えることができ 亡き父も さぞ喜んでいると存じます

つきましては 感謝の意を表し 心ばかりの品をお届けいたしますので どうぞ御納めくださいますようお願い申し上げます

本来であれば 早速拝趨しお礼申し上げるところでございますが
略儀ですが書中を以って御礼の挨拶とさせていただきます  敬白

香典返しを郵送する際の礼状

謹啓 父○○儀 葬儀に際しましてはご多忙にも関わらずご会葬を賜り
且つ ご丁寧な御厚志を賜り有難く厚く御礼申し上げます

おかげさまをもちまして 先日四十九日法要をすませることができましたこと
ご報告申し上げるとともに生前賜りましたご厚誼に対して改めてお礼申し上げます

つきましては 供養のしるしに心ばかりの品をお届けいたしましたので どうぞ御納めくださいますようお願い申し上げます

略儀ですが書中を以って御礼の挨拶とさせていただきます  敬白

※香典返しを郵送する場合、四十九日法要後に忌明けの報告とともに礼状を送ることが多いです。

友人への香典返しに添える礼状

拝啓 父〇〇儀 葬儀に際しましてはご多忙の中 参列いただき誠にありがとうございます またご丁寧なご厚志を賜り厚くお礼申し上げます

感謝の意を表し 心ばかりの品をお届けいたしますので 御納めください

本来であればご挨拶に伺うところですが 略儀ながら書中を以ってご挨拶とさせていただきます 敬具

※親しい友人に礼状を送る場合も基本的には文面は変わりませんが、少し言い回しを柔らかくするとか頭語を変えることで違いを出すことができます。

頂き物をした方へのお礼状の例文

弔電を頂いた方への礼状

謹啓 父○○儀 葬儀の際にはご多忙にもかかわらずご丁重な弔電を賜り 厚く御礼申し上げます

おかげさまで葬儀も滞りなくすませることができました

生前のご厚情に感謝申し上げるとともに 今後も亡き父同様 変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます

本来ならばお目にかかって挨拶申し上げるところですが 略儀ながら書中を以ってご挨拶とさせていただきます 謹白

供花を頂いた方への礼状

謹啓 父〇〇儀 葬儀の際には御立派な供花を賜り誠にありがとうございました
謹んでお受けし 霊前に飾らせていただきました

美しい花に囲まれて送られる父の喜んでいる姿が目に浮かぶようです

本来ならば ご挨拶に伺うところですが 略儀ながら書中にてご挨拶とさせていただきます 謹白

線香を頂いた方への礼状

謹啓 この度は父〇〇死去のためご挨拶を申し上げたところ ご丁寧なお言葉とご厚志を頂戴し 誠にありがとうございました

本来であれば 早速拝趨しお礼申し上げるところでございますが 略儀ながら書中を以ってご挨拶とさせていただきます 謹白

※葬儀後の喪中見舞いで線香を頂くことが多いです。送られてきた線香に対してのお礼は通常不用ですが、相手の心遣いに対してお礼を申し上げるというのが、線香のお礼状になります。

知っておくと便利なお礼状の例文

主治医・病院への礼状

謹啓
〇〇先生をはじめ病院の皆様方にはお変わりなくご健勝のことと存じます

先般 父の葬儀も無事に済ませることができ 家族一同ようやく落ち着きを取り戻したところでございます

亡き父が入院中にお世話になっていたにも関わらず十分なお礼を申し上げることもできず大変失礼をいたしました

父も先生の治療や看護師の皆さまからの看護を受けることができ大変幸せだったことと思います

本来ならば お会いしてご挨拶申し上げるところですが 略儀ならが書面にてご挨拶とさせていただきます 謹白

会社への礼状

謹啓
父〇〇 1月1日〇〇歳にて永眠いたしました
生前は皆さまに大変お世話になりありがとうございました

皆さま方からのご厚情にもかかわらず残念ながら不帰の人となってしまいました

この旨 お届けいたしますので必要な手続きをおとり頂くようお願い申し上げます

また ご関係の皆さまに私どもの感謝の気持ちをお伝えいただくようお願い申し上げます
ご挨拶に伺うべきところですが 略儀ながら書面にて失礼させていただきます 謹白

お悔み状への礼状

拝啓

この度は 父〇〇の逝去に際しまして ご丁寧なご弔慰のお手紙をいただき厚く御礼申し上げます
○○様には父が生前大変お世話になりましたこと 父に代わりまして家族一同改めてお礼申し上げます

〇〇様からの温かいお手紙に励まされ 父の葬儀も滞りなく済ませることができました

生前のご厚誼に感謝申し上げますとともに今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願いいたします

略儀ながらまずは書面にて挨拶とさせていただきます 謹白

お礼状を書く際のマナー

お礼状を送るときに気を付けなければならない点について説明します。

お礼状は縦書きで書く

日本では手紙や礼状を書く時の正式なスタイルは縦書きになります。

ごく小さな葬儀で、親しい方のみが参列された場合は、形式にとらわれずに横書きでお礼状を書いても許されるかもしれませんが、わざわざ忙しい中、参列して頂いた方への感謝の気持ちやねぎらいの気持ちを表すためには、正式なスタイルの縦書きで書くのが望ましいです。

句読点を使用しない

基本的に冠婚葬祭の礼状などには句読点は使用しないのがマナーとされています。

婚礼の場合、句読点で「切る」「区切る」というのは縁起が悪いとされるのはわかりますが、葬儀の場合も、式が滞りなく流れるようにという意味で「切る」「区切る」を表す句読点は使用しないのがマナーとなっています。

また、最近では会葬礼状は印刷されたものが多く使用されていますが、昔は一枚つづ毛筆で書いていたものなので、句読点は使いませんでした。その慣習の流れから今でも句読点は使わないも言われています。

頭語・結語は正しい敬語を使う

会葬礼状では頭語・結語を省略しているものも多いですが、会葬礼状とは別にお礼状を送る場合は、頭語、結語を使用して書いた方がより丁寧な礼状になり、気持ちも相手に伝わると思います。

頭語・結語を使用する場合は対になる言葉を意識して間違わないようにしましょう。

(頭語)謹啓 → (結語)謹白

(頭語)拝啓 → (結語)敬具

拝啓よりも、丁寧な印象があるのが謹啓になりますので、親しい方への礼状は拝啓を使い、葬儀委員長や会社への礼状は謹啓を使うなどの使い分けも意識した方がいいでしょう。

お礼状に関するよくある質問

Q.葬儀を知らせていない相手にも礼状は送るべきですか?

家族葬や火葬葬など、ごく身近な近親者だけで葬儀を行う場合、参列者を制限するため、事前に葬儀について知らせないケースもあります。

そのような場合は葬儀後に礼状を送るのではなく、挨拶状を送り、故人が亡くなられたこと、葬儀が滞りなく終わったことを伝えます。

Q.お礼状は手書きですか? 印刷ではダメですか?

参列者全てにお渡しする会葬礼状は、かなりの数の礼状を用意しなければなりません。葬儀までの限られた日数の中全てを手書きするのは負担が大きすぎるので、最近では印刷を利用しているケースがほとんどになります。

会葬礼状が印刷であることから、他の礼状についても印刷で作成しても問題はありませんが、会葬礼状以外のお礼状は、相手によって文面を変える必要があるので、相手ごとに印刷する手間もかかります。同じ手間がかかるのであれば、お礼状は手書きにして送った方が相手には気持ちが伝わるのではないかと思います。

Q.お礼状に代わりとしてメールで済ませてはいけませんか?

基本的に葬儀などは昔からの慣例や慣習に重きをおく儀式であるため、お礼状の代わりにメールを送るのはあまりおすすめすることはできません。

しかし、普段からメールやLINEでやり取りを行っているような親しい間柄であれば、お礼の言葉をメールで送ることも許されるでしょう。メールでお礼の言葉を伝える場合も、お礼状の代わりであることを意識して、普段のメールとは違う言葉などを選ぶ必要があります。

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